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ミュージアムにおける学びとリテラシーについて
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名前:
HIRANO Tomoki
職業:
大学院生
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Housen, A.
ILVS Review: A Journal of Visitor Behavior. 2(2), pp.213-237 1992年

アビゲイル・ハウゼンによる美的感受性の発達に関するフレームワークの、ミュージアムにおける適用。小学校の2年生と4年生に対してミュージアムエデュケーションのプログラムを行い、その後Aesthetic Development Interview(ADI)という手法を用いてその効果を測定している。ADIは美術作品を見て思ったことを語ってもらうという手法である。この手法は小学校低学年から可能であり、あらゆる発話をコーディング可能であることから、初心者へのミュージアムエデュケーションの効果の検証のためにも有効であることが示唆された。
パーソンズと同様、ハウゼンも美的感受性の発達を一定の段階(ここでは五段階)を踏んで進歩していくものであるとしており、そのための分析フレームワークは明快で分かりやすい。しかし、やはりここでも美術「作品」の鑑賞にポイントが置かれていることは否めない。
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