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ミュージアムにおける学びとリテラシーについて
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名前:
HIRANO Tomoki
職業:
大学院生
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Hooper-Greenhill, E.
International Journal of Heritage Studies. 10(2), pp.151-174 2004年

ミュージアムやアーカイブ、図書館のような文化施設の多くは公立であることから、文化行政への説明責任を担っている。つまり、ミュージアムにおいて来館者が実際に学習したかどうかを説明しなければならないわけだが、それにはそのための評価基準、フレームワークが必要になる。包括的学習成果(Generic Learning Outcomes)は、このような視点から開発されたミュージアム学習の効果を記述するフレームワークである。

1.知識と理解
2.技術
3.姿勢と価値観
4.楽しさ・触発・創造力
5.行動・態度・進歩

5つの要素からなり、そのどれもが必要不可欠であるということが示されている。ミュージアムにおける学習は単純な知識と理解だけではないのである。このフレームワークからすれば、ミュージアムを楽しむことができることも学びに含まれる。ここでの学びの概念は非常に広いということができる。
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