ミュージアムにおける学びとリテラシーについて
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HIRANO Tomoki
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大学院生
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Gilman, B. I. (1916). Museum Fatigue. Scientific Monthly 2(1), pp.62-74.
「博物館疲労」という、来館者研究のはじまりと言われる論文。教養があり視力の良い男性に展示を見てもらい、その様子を写真に収めるというやり方で、展示ケースが人に不自然な姿勢をとることを強制させ、それが肉体的疲労につながっていることを示し、それを改善するためのいくつかのガイドラインを示している(作品を詳細に見るためには、その作品から12インチ以上離れてはいけない、など)。
この研究はその後の来館者研究に直接つながっているわけではない。それでもこの研究が数多く引用されているのは、来館者に着目しているという点よりも、展示のやり方(ここでは展示ケース)を評価するという目的で来館者を利用しているという点が、展示評価としての来館者研究を先取りするものとして見られるためだろう。
「博物館疲労」という、来館者研究のはじまりと言われる論文。教養があり視力の良い男性に展示を見てもらい、その様子を写真に収めるというやり方で、展示ケースが人に不自然な姿勢をとることを強制させ、それが肉体的疲労につながっていることを示し、それを改善するためのいくつかのガイドラインを示している(作品を詳細に見るためには、その作品から12インチ以上離れてはいけない、など)。
この研究はその後の来館者研究に直接つながっているわけではない。それでもこの研究が数多く引用されているのは、来館者に着目しているという点よりも、展示のやり方(ここでは展示ケース)を評価するという目的で来館者を利用しているという点が、展示評価としての来館者研究を先取りするものとして見られるためだろう。
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