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ミュージアムにおける学びとリテラシーについて
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名前:
HIRANO Tomoki
職業:
大学院生
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Miles, R.S. (1986). Museum Audiences. International Journal of Museum Management and Curatorship 5 pp.73-80

ミュージアムにおける教育活動について理解するため、ミュージアムのオーディエンスを、

Actual Audience(実際のオーディエンス)
Potential Audience(潜在的なオーディエンス)
Target Audience(ターゲットとなるオーディエンス)

の三種類に分類する。ミュージアムを学びの場として位置づけるScholarly Perception(学問的解釈)だけではTarget Audienceは狭く捉えられたままである。ミュージアムを楽しみの場として位置づけるVisitor Perception(来館者の解釈)も一緒に考慮されなければならない。
ミュージアムのオーディエンスの分類はとても分かりやすく、オーディエンスが多層的な存在であることを図式的に示すことができている。ミュージアムはそのTarget Audienceを拡げていくことが望まれるのである。このモデルはミュージアム・マネジメントにおける鑑賞者開発に適用できそうである。
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