ミュージアムにおける学びとリテラシーについて
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HIRANO Tomoki
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大学院生
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吉野孝 奥平耕造 石塚潔 市川誠二郎
『学術講演梗概集. E-1, 建築計画I, 各種建物・地域施設, 設計方法, 構法計画, 人間工学, 計画基礎』Vol.1995 pp.431-432 1995年
10館の公立美術館の学芸員に対して、展示空間の満足度や要望に関するアンケートを行い、学芸員が要望する展示空間の要素を導き出した研究。現状の展示空間に満足している例は見られず、美術館建築は学芸員とともに設計を進めるべきであることが示唆された。
美術館・博物館の展示空間に限らず、学芸員ら専門職員がそのプロセスに入らないことで、エントランスやワークショップスペースなどが非常に使いづらいということは多々ある。公立館はとくに、設置の際に学芸員を置く行政予算がつかないことが多く、学芸員を置く前にハコだけができてしまう場合が多い。
しかし、学芸員が望む要素を一つひとつ見ていくと、きわめてホワイトキューブ的な空間が良いことになるが、ほんとうにこれで良いのだろうか。
『学術講演梗概集. E-1, 建築計画I, 各種建物・地域施設, 設計方法, 構法計画, 人間工学, 計画基礎』Vol.1995 pp.431-432 1995年
10館の公立美術館の学芸員に対して、展示空間の満足度や要望に関するアンケートを行い、学芸員が要望する展示空間の要素を導き出した研究。現状の展示空間に満足している例は見られず、美術館建築は学芸員とともに設計を進めるべきであることが示唆された。
美術館・博物館の展示空間に限らず、学芸員ら専門職員がそのプロセスに入らないことで、エントランスやワークショップスペースなどが非常に使いづらいということは多々ある。公立館はとくに、設置の際に学芸員を置く行政予算がつかないことが多く、学芸員を置く前にハコだけができてしまう場合が多い。
しかし、学芸員が望む要素を一つひとつ見ていくと、きわめてホワイトキューブ的な空間が良いことになるが、ほんとうにこれで良いのだろうか。
A.天井高は現代美術を扱う場合、4m以上必要
B.天井形状は、各設備機能を妨げないよう配慮
C.天井仕上げは、作品を吊れる強度が必要
D.展示をする上で、有効な壁面を増やす
E.釘打ちや補修が容易なことが必要
F.展示作業上、稼動壁の軽量化が望まれる
G.展示効果と作業性から木質系が良い
H.無性格な色が良い
I.展示には、フロアーコンセントは不必要
J.作品に風が当たらない計画をする
K.調高範囲・照明位置の細分化
L.展示室を完全遮光可能にする
M.釘・ワイヤーとも可能な計画とする
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