ミュージアムにおける学びとリテラシーについて
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HIRANO Tomoki
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大学院生
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山田茂樹 川上紳一
『岐阜大学教育学部研究報告 自然科学』30 pp.65-76 2006年
中学校3年生の理科の授業で、岐阜県博物館と関市市民プラネタリウムを活用した授業実践の記録。理科学習との関連性を明確にすること、「見る」だけではなく「考える」学習スタイルへ移行すること、博物館の設備や人材をうまく利用する態度を育成することなどが目指された。事前アンケートではあまり博物館に行かない生徒が多かったが、事後アンケートでは、多くの生徒が今回の学習は自分のためになったとした。
目指されたものが本当に達成されたかどうかは置いても、ここで目指されたことは博物館にとっても科学教育にとっても非常に重要なことであった。理科学習との関連性を見いだし、「見る」だけでなく「考える」など、博物館を利用するに当たってポイントとなる事項である。この実践で意図されていたのは、博物館に関する学び方の学びの支援であった、と言うことができるだろうか。
『岐阜大学教育学部研究報告 自然科学』30 pp.65-76 2006年
中学校3年生の理科の授業で、岐阜県博物館と関市市民プラネタリウムを活用した授業実践の記録。理科学習との関連性を明確にすること、「見る」だけではなく「考える」学習スタイルへ移行すること、博物館の設備や人材をうまく利用する態度を育成することなどが目指された。事前アンケートではあまり博物館に行かない生徒が多かったが、事後アンケートでは、多くの生徒が今回の学習は自分のためになったとした。
目指されたものが本当に達成されたかどうかは置いても、ここで目指されたことは博物館にとっても科学教育にとっても非常に重要なことであった。理科学習との関連性を見いだし、「見る」だけでなく「考える」など、博物館を利用するに当たってポイントとなる事項である。この実践で意図されていたのは、博物館に関する学び方の学びの支援であった、と言うことができるだろうか。
野外観察では、常に「五感を使って調べる」など自然を調べる能力や態度を育成していくことが必要であり、知識注入ではなく、「よく観て考える」「仲間と議論してこたえを創り出す」学習スタイルへの移行が「生きる力」を育むことにつながるといえそうである。また、博物館等の施設は、中学生になるほどその活用が少なくなる傾向があるが、義務教育を終える中学3年生だからこそ、博物館等を利用して「総合的なものの見方」ができるものであると期待される。pp.75
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