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ミュージアムにおける学びとリテラシーについて
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HIRANO Tomoki
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大学院生
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武知秀樹
『中国四国教育学会教育学研究紀要』48(2) pp.162-167 2002年

広島県立歴史博物館の中世歴史展示(草戸千軒町)を社会化教育の教材とみなし、そこから問題点を抽出し、改善案として来館者が自ら問いを見つけることができるハンズ・オン展示を提案している。歴史博物館の展示の課題は、現代に使う道具と比較しながら見学するため、現代との比較をするだけで認識形成が止まってしまうという点が挙げられている。そこで、一般的な中世のイメージの転換を図る参加体験型の展示を作るという方向性で展示案が提案される。
歴史展示を社会化教育の教材とみなすことがどれくらい有効かは分からないが(この改善案が実際やってみてどうだったのかについては書かれていない)、歴史認識を形成する場として博物館を改善するという問題意識は同意できる。
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