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ミュージアムにおける学びとリテラシーについて
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名前:
HIRANO Tomoki
職業:
大学院生
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長谷川賢二
『歴史評論』pp.24~35 2000年

日本において圧倒的多数を占める公立博物館の問題について、部落問題の展示の例を採り上げて語られる。公立館は行政機関として公平・中立が求められるため、歴史観や政治的立場などに関して難しい問題が起こる。そんな中でも、部落問題を扱った企画展を開催し、歴史展示の可能性を拓くことができた。公立館で質の高い歴史展示を行えるかは、究極的には学芸員の資質の問題だという。
ものを中心とした歴史叙述は難しい。歴史学のテーマは抽象的なものが多く、ものだけでは語りきれないことも多い。しかし、とにかく展示を重ねていくことが、より幅広い歴史展示の可能性につながるのである。
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