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ミュージアムにおける学びとリテラシーについて
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名前:
HIRANO Tomoki
職業:
大学院生
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Peart, B.
Curator, 27, pp.220-237 1984年

a)言葉による展示、ラベルのみ、b)ラベルつき、絵の展示c)ラベルなし、モノの展示d)ラベルとモノがある普通の展示、e)それに音が加わった展示、計5種類の展示を用意して、どれが来館者の知識獲得や態度に影響するかを調査した研究。具体的な展示ほど知識獲得を促進することが分かったが、態度の変容についてははっきりした成果が出なかった。
エドガー・デールの理論を参照しながら、博物館の展示を具体性と抽象性という軸で分類したClassification of Exhibit Typeは面白い。デールと言えば、1940年代に視聴覚教育に関する理論を提示した学者であり、経験の具体性と抽象性という軸で教育メディアを分類した「経験の円錐」が有名である。博物館の展示を視聴覚教具・教材=メディアとして捉える視座がこの研究には見られる。
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