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ミュージアムにおける学びとリテラシーについて
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名前:
HIRANO Tomoki
職業:
大学院生
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大野,照文 川上紳一 田口公則 染川香澄 磯野なつ子 たけうちかおる
『岐阜大学教育学部研究報告 自然科学』27(2),pp.131-137 2003年

博物館におけるハンズ・オン学習とその評価が専門のハンズ・オン・プランニングが参加し、小学生を対象に三葉虫の学習プログラムを行った成果報告。岐阜大学教育学ぶりか教育講座が主催した講座で、三葉虫について扱われている。
化石を見てそれをスケッチし、講師が体のつくりなどをレクチャーするという従来のハンズ・オンの学習スタイルで、アンケートによると参加者の満足度は高かったという。ただし参加者の多くは理科が好きで化石に興味を持っている子どもたちばかりだったため、一概にプログラム自体の評価とすることはできない。
博物館にはどうしても、ある程度の関心がある人がやってくるわけで、とくにこのような講座に参加するのは博物館エキスパートに近いことが多い。しかし、その点を統制して実践・評価を行っても、博物館において実際に起こっている学習ではなくなってしまう。この間のジレンマは非常に難しいところである。
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