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ミュージアムにおける学びとリテラシーについて
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名前:
HIRANO Tomoki
職業:
大学院生
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山中理
『教職教育研究:教職教育研究センター紀要』6 pp.51-63 2001年

関西学院大学の博物館実習担当教員が、自身の経験として、美術作品の見方を獲得していった過程を語る。彼は7~8世紀の日本と中国の陶磁器が専門の学芸員であり、さまざまな作品から作者や時代、社会の顔を見いだしながら、作品を受容し評価することができるようになるには、展覧会を見に行き、作品を何度も見て、展示するようになって、何年も経た後のことだったという。
随想録のような内容でつかみどころがないが、ものから何かを引き出すこと、図版や映像ではなく、本物と向き合うことが、大切なことのようである。後半には、それができる学芸員になるための博物館実習の一例が語られている。

心を震わせる感動的な美術作品に出会い、その作品が持つ力をうまく抽き出すことが出来れば最高である。図版や映像などでなく、生のものと向き合うことが如何に素晴らしいか。作品を利用するのでなく、作品に敬虔な心で向き合い、その内包するものを解放する喜びを人々と分かち合いたいと思う。pp.51
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