ミュージアムにおける学びとリテラシーについて
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HIRANO Tomoki
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大学院生
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奥本素子
『日本ミュージアム・マネージメント学会会報』10(1) pp.14~17 2005年
最近流行の「教育普及」とは違う方向での博物館の「普及活動」として、イギリスなどで採り上げられている「鑑賞者開発」(Audience Development)を紹介し、日本における「鑑賞者開発」の可能性について述べる。
ここでは、若者、高齢者、障がい者、外国人が挙げられ、物理的障害/精神的障害それぞれに対するアプローチの仕方が提案されている。普及といえば、既に博物館を訪れている来館者に対する教育普及というふうになりがちだが、ミュージアム・マネージメントにとっては、このような活動のほうが重要なのかもしれない。
『日本ミュージアム・マネージメント学会会報』10(1) pp.14~17 2005年
最近流行の「教育普及」とは違う方向での博物館の「普及活動」として、イギリスなどで採り上げられている「鑑賞者開発」(Audience Development)を紹介し、日本における「鑑賞者開発」の可能性について述べる。
ここでは、若者、高齢者、障がい者、外国人が挙げられ、物理的障害/精神的障害それぞれに対するアプローチの仕方が提案されている。普及といえば、既に博物館を訪れている来館者に対する教育普及というふうになりがちだが、ミュージアム・マネージメントにとっては、このような活動のほうが重要なのかもしれない。
鑑賞者開発は潜在的来館者(何らかの事情で現在博物館を訪れていない人々)の非来館理由を明らかにし、その障害を取り除いたり、現在訪れている来館者の博物館体験を豊かにしたりすることで再来館を促したりする、来館者増加のための戦略である。なぜこのような戦略が取り入れられたかというと、博物館を訪れない理由は多様であるという認識と、美術館や博物館にはまだまだ潜在的鑑賞者を多く抱えており、民主主義や公共サービスの観点から考えると積極的にこれら鑑賞者に働きかけなければいけないという背景がある。pp.14
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