ミュージアムにおける学びとリテラシーについて
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HIRANO Tomoki
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大学院生
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高桑康雄 芝崎順司
『視聴覚教育研究』23 pp.83-103 1993年
弥生美術館の特別展示にワークシートを活用し、それが来館者の鑑賞行動にどのような影響を及ぼすかを調査した研究。視聴覚教育論者である高桑は、博物館を「資料を中心として視聴覚に訴える展示によって来館者の学習を進める施設」pp.83とする。その学習の一助として、ワークシートが位置づけられる。
その結果、来館者はある程度学芸員の意図どおりに展示を鑑賞しており、男女差はほとんど見られなかったが、いくつかの点で年齢差が見られた。ただし、特定の見方を強制するような、選択肢式のワークシートに疑問を抱く来館者も多かったという。
視聴覚教育の文脈で、博物館を「視聴覚的なリテラシー」の必要な場として捉えたことは重要であるように思える。
『視聴覚教育研究』23 pp.83-103 1993年
弥生美術館の特別展示にワークシートを活用し、それが来館者の鑑賞行動にどのような影響を及ぼすかを調査した研究。視聴覚教育論者である高桑は、博物館を「資料を中心として視聴覚に訴える展示によって来館者の学習を進める施設」pp.83とする。その学習の一助として、ワークシートが位置づけられる。
その結果、来館者はある程度学芸員の意図どおりに展示を鑑賞しており、男女差はほとんど見られなかったが、いくつかの点で年齢差が見られた。ただし、特定の見方を強制するような、選択肢式のワークシートに疑問を抱く来館者も多かったという。
視聴覚教育の文脈で、博物館を「視聴覚的なリテラシー」の必要な場として捉えたことは重要であるように思える。
[…]多くの場合、来館者は随意に展示資料を観覧し、館内を一巡して退出する。したがって、館側の展示の意図や趣旨が十分にりかいされないままに終わる場合が少なくないと思われる。それは、来館者の視聴覚的なリテラシーが不十分であるためであろう。pp.83
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