ミュージアムにおける学びとリテラシーについて
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HIRANO Tomoki
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伊藤博
『日本ミュージアム・マネジメント学会研究紀要』第9号 pp. 49-55 2005年
学校における体験学習として行われる従来の博物館見学では、学習者は博物館での体験を学びへと深化させることができない。著者はその原因を、博物館を訪れる目的が学習者にとってあいまいであるからだとし、適切な事前学習によって博物館体験をより実りある学びへと深化させることを試みている。
この調査は、神戸の公立中学校の1年生が科学系博物館を見学する前に、道徳や特別活動の時間を利用しして「生命」に関する学習を行った。博物館見学の事前と事後に、学習者が博物館をどう捉えているのかについての意識をアンケートとヒアリングにより調べ、その意識の変容を押さえようとした。その結果、事前学習をした生徒は博物館においてより積極的に学習できるようになることがわかった。
実践研究としての位置づけが大きく、対象群との比較なども行っていないため、このプログラムが一般性を持つかどうかは分からないが、明確な目的意識を持って博物館へ行くことの重要性が、この調査から明らかになったといえる。
『日本ミュージアム・マネジメント学会研究紀要』第9号 pp. 49-55 2005年
学校における体験学習として行われる従来の博物館見学では、学習者は博物館での体験を学びへと深化させることができない。著者はその原因を、博物館を訪れる目的が学習者にとってあいまいであるからだとし、適切な事前学習によって博物館体験をより実りある学びへと深化させることを試みている。
この調査は、神戸の公立中学校の1年生が科学系博物館を見学する前に、道徳や特別活動の時間を利用しして「生命」に関する学習を行った。博物館見学の事前と事後に、学習者が博物館をどう捉えているのかについての意識をアンケートとヒアリングにより調べ、その意識の変容を押さえようとした。その結果、事前学習をした生徒は博物館においてより積極的に学習できるようになることがわかった。
実践研究としての位置づけが大きく、対象群との比較なども行っていないため、このプログラムが一般性を持つかどうかは分からないが、明確な目的意識を持って博物館へ行くことの重要性が、この調査から明らかになったといえる。
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