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ミュージアムにおける学びとリテラシーについて
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名前:
HIRANO Tomoki
職業:
大学院生
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Lois H. Silverman
Curator 38/3 pp.161-170 1995年

ミュージアムの展示において起こっているのは、来館者による「Meaning-Making」である、という考え方が普及してきている。「Meaning-Making」とは、文字通りに訳せば「意味生成」であり、ミュージアムの来館者がそれぞれ個人的なコンテキストを持って展示を自らの視点で解釈しているということを示す。
Silvermanによると、来館者は1.特別な知識、2.期待と規範、3.ライフイベントと状況の3つの経験領域をもってミュージアムを体験するという。そして、Meaning-Makingにおいては1.自己アイデンティティ、2.仲間、3.娯楽的動機と利益の3つの要素が重要だという。
Meaning-Makingという考え方に拠ることで、『博物館体験』と同様、来館者がそれぞれのアジェンダによって異なることを示し、ミュージアムのキュレーター、エデュケーターはより来館者に寄り添うべきであるとしている。
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