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ミュージアムにおける学びとリテラシーについて
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名前:
HIRANO Tomoki
職業:
大学院生
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門林理恵子 西本一志 角康之 間瀬健二
『情報処理学会論文誌』40(3) pp.980-989 1999年

学芸員の専門知識や関心の表現である展示を、見学者一人ひとりに寄り添ったものにするシステムの提案。学芸員が作った展示そのものにおける情報の関連度合いを可視化した「展示空間」、そこからそれぞれの見学者が関心のあるものだけを抜き出した空間が「関心空間」、そして、この2つを組み合わせ、見学者の関心にあわせてデザインされた展示空間が「個人化空間」とされた。
このシステムは歴史民俗博物館のホームページにおいて、展示紹介ページをひとつの展示室とみなして展示空間を作り上げていた。この「みなし」が首を傾げたくなるところで、本当にこの手法が実際に物理的空間を持った博物館でも有効なのかはよく分からない。あるいはデジタルミュージアムのような環境での利用を目的としたものなのかもしれない。
技術的なことはよくわからないが、展示におけるそれぞれの情報の関連度合いを可視化できるシステムというのは面白い。
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