ミュージアムにおける学びとリテラシーについて
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HIRANO Tomoki
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大学院生
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伊藤優子
『名古屋市美術館研究紀要』9 pp.33~66 1999年
名古屋市美術館において毎年夏休みに行われてきた子ども向けワークショップの3年間(平成9年度~11年度)の成果を報告する。中でも「バーガー“ビジュツカン”」(平成11年度実施)は示唆に富んでいる。バーガーショップのメニューのように、美術館の所蔵作品のリストからコンセプトを持ったセット商品を選びながら、メニューを作成する。
バーガーショップというメタファーが面白いし、ワークショップのプロセスが展覧会を作るプロセスに似ており、ミュージアムの展示が作られていく仕組み・過程を理解できるように作られている。参加グループによって達成度がまちまちだったそうだが、その差がリテラシーなのかもしれない。
『名古屋市美術館研究紀要』9 pp.33~66 1999年
名古屋市美術館において毎年夏休みに行われてきた子ども向けワークショップの3年間(平成9年度~11年度)の成果を報告する。中でも「バーガー“ビジュツカン”」(平成11年度実施)は示唆に富んでいる。バーガーショップのメニューのように、美術館の所蔵作品のリストからコンセプトを持ったセット商品を選びながら、メニューを作成する。
バーガーショップというメタファーが面白いし、ワークショップのプロセスが展覧会を作るプロセスに似ており、ミュージアムの展示が作られていく仕組み・過程を理解できるように作られている。参加グループによって達成度がまちまちだったそうだが、その差がリテラシーなのかもしれない。
こうした集団でひとつのものをつくりあげる際に、参加者の主体的な活動を引きだし、まとめていくというWS独自の方法が発揮されることになる。美術館や美術のシステムに焦点を当てたWSは、美術館や美術の社会における必要性や位置づけを参加者に伝えることとなり、美術館が現在行うべき活動のひとつであるのではないだろうかと考えている。pp.35
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