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ミュージアムにおける学びとリテラシーについて
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名前:
HIRANO Tomoki
職業:
大学院生
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上山信一 稲葉郁子『ミュージアムが都市を再生する-経営と評価の実践』pp.231-271
日本経済新聞社 2003年

ミュージアムを社会的役割を再評価し、経営的な視点で改革を進めるため、集客・立地・提携・人材育成などの戦略が語られる。大量集客ではなく個人にアピールする、都心にサテライト館を作る、百貨店と提携するなど、さまざまなアイディアが飛び交うが、その根底にあるのが人々の「ミュージアム・リテラシー」である。ミュージアムは、人々のミュージアムリテラシーを開拓しなければならない。その対象は、(1)都市開発関係者、(2)行政関係者、(3)地域住民と大きく3つに分けられる。簡単に言えば、それぞれの対象者に、ミュージアムの社会的役割、必要性を認識してもらうことだ。
リテラシーを「開拓」するというとき、どうしても啓蒙的な色彩が見え隠れしてしまう。リテラシーという言葉を使わず、必要性を理解すること、ではいけないのだろうか。たしかにミュージアムは社会的に重要な役割を帯びており、なくなってはいけない存在だろう。それを解決するのは本当に「リテラシー」という言葉だろうか。
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