ミュージアムにおける学びとリテラシーについて
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名前:
HIRANO Tomoki
職業:
大学院生
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Takumitsu Agata, Takeshi Okada
CogSci2006 Poster Session 2006年
美術作品の制作プロセスを見せる展示を行うことで、来館者の作品や作家に対する解釈への影響を見る。名古屋大学博物館において、現代美術作家小川信治の作品とその制作プロセスを展示した展覧会「Conversation Piece」において、13組の有志の学生たちに展示を見てもらい、作品や作家に対する印象などを、質問紙によるプレテストとポストテストで計る。また展示室内での会話は録音され、書き起こされて分析に用いる。
その結果、プロセスの展示を見ることで、来館者は彼/彼女の美的経験を損ねることなく、作家や作品に対する考え方(制作技法やスタイル、作品に描かれる世界などについて)がポジティブな方向に変わることが分かった。
結果は良く考えれば当たり前のことのような気はするが、それを認知心理学的なやり方できちんと実証した研究。プロセスを見ることで、来館者はそのままではわかりにくい作品や作家と自分とのつながりを見いだすことができたのである。
CogSci2006 Poster Session 2006年
美術作品の制作プロセスを見せる展示を行うことで、来館者の作品や作家に対する解釈への影響を見る。名古屋大学博物館において、現代美術作家小川信治の作品とその制作プロセスを展示した展覧会「Conversation Piece」において、13組の有志の学生たちに展示を見てもらい、作品や作家に対する印象などを、質問紙によるプレテストとポストテストで計る。また展示室内での会話は録音され、書き起こされて分析に用いる。
その結果、プロセスの展示を見ることで、来館者は彼/彼女の美的経験を損ねることなく、作家や作品に対する考え方(制作技法やスタイル、作品に描かれる世界などについて)がポジティブな方向に変わることが分かった。
結果は良く考えれば当たり前のことのような気はするが、それを認知心理学的なやり方できちんと実証した研究。プロセスを見ることで、来館者はそのままではわかりにくい作品や作家と自分とのつながりを見いだすことができたのである。
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