ミュージアムにおける学びとリテラシーについて
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HIRANO Tomoki
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大学院生
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Doris Ash
Leinhardt, Crowley, & Knutson (Eds.),Learning Conversations in Museums (pp. 357-400) Mahwah, NJ: Lawrence Erlbaum Associates 2002年
自然史系博物館(カリフォルニア科学アカデミー)の展示において、親子が生物学的なテーマについて語り、学んでいく様子を、ヴィゴツキーの最近接発達領域の考え方を理論的基礎にして分析を行っている。分析のユニットにはSignificant Event(SE)を用い、以下の4パートの機能分析枠組みを使用して、それぞれのケースを詳細に見ていく。
1.生物学的テーマ
2.調査スキル(観察、質問、解釈など)
3.先見性(Demand, Give Acknowledgement)
4.発話の機能
ここでは2つの家族のSEが考察されるが、どちらの家族も子どもの会話をうまくコントロールし、支援するなど“ミュージアムする”(Do Museums)やり方を心得ていたという。“ミュージアムする”とは、ミュージアムにおいてどのように展示と接し、振る舞えばよいか分かっているということだろう。今回の分析では厳密には分からなかったが、“ミュージアムする”やり方が実はあり、それをこのSE分析からうまく取り出すことができれば面白いかもしれない。
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